悪口を言うと自己肯定感が下がる⁉科学的根拠と対処方法!

職場の人間関係

「悪口は必ず自分に返ってくる」

このような意味を持つことわざはたくさんある。

 

  • 天に唾して己が面に掛かる
  • 人を呪わば穴二つ
  • 悪事身に返る

 

など一つや二つでは無いほどの数が昔から語り継がれている。

 

今回は、

「悪口を言うとどのように自分に返ってくるのか?」

「悪口の正体」

「悪口を言われた時の対処方法」

について書いていきたいと思います。

 

 

ネット環境が充実してきた現代で悪口は直接言うだけでは留まらず、ネットの中でも非常に多くみられる。

 

最近はSNSでの誹謗中傷などは問題に取り上げられているが、問題のごく一部でしかない。

 

悪口を言うと自己肯定感は下がる

結論から言うと、

悪口は自己肯定感を下げ、脳にダメージを与えます!

 

これは、

  • 言った人
  • 言われた人
  • 聞いている人

全員です!!

 

なぜ自己肯定感が下がり、脳にダメージを与えてしまうのか?

 

それは脳の構造が原因です。

 

脳は「主語」を認識することが出来ません。

 

「悪口」というものだけを捉えて、

誰が誰に~なんてものは認識出来ないのです。

 

図で表すと、

上記の図は、

  • 山田君→悪口を言った人
  • 山下君→悪口を言われた人
  • その他→それを聞いた人

と分けられます。

 

この時の脳の認識を表すと下記のようになります。

 

 

「誰が誰に」という認識を脳は出来ないので、聞いていた全員の脳は自分が悪口を言われたと認識してしまいます。

 

悪口というネガティブなワードは、周囲の人にまで影響を及ぼす強力なパワーを持っています。

脳科学的に証明されているほどのパワーです。

 

自己肯定感は劣等感を感じることで下がります。

脳が悪口を自分に対して言われたと認識すると、劣等感を感じている状態になり自己肯定感も下がっていきます。

 

悪口を言う人の心理状態

そもそも悪口は自己肯定感が低い人しか言いません。

 

心理学には

「認知的不協和」

というものがあります。

 

認知的不協和とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。

アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。

人はこれを解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

出典:wikipedia

 

すごく簡単に言うと、

自分が劣等感を感じているから、自分より相手を下げることで相対的に優越感を得るために悪口を言っている

と言った状態です。

 

人間は他人と比較をすぐしてしまう生き物です。

日本人は特に調和や協調性を重んじる傾向があるため、外国に比べるとこの傾向は強いかもしれません。

 

他人と比較すれば当然劣等感が生まれる部分が出てきます。

 

しかし、すごく単純に考えても、悪口を言ったところで自分の劣等感が解決されるわけが無いですよね。

 

さらに、上記で書いたように自分の自己肯定感を自分で下げていきます。

 

なので、どれだけ悪口を言ったところで改善されることは永久になく、無限ループに陥っているだけの状態になります。

 

つまり悪口はハイリスクノーリターンなんです!

 

なぜ悪口を言う人がいるのか?

結論から言うと、

楽しいからです!

 

なぜ自己肯定感を下げて、すべて自分に返ってくるのに楽しいのか?

 

それは、悪口を言うと「ドーパミン」という脳内物質が分泌されます。

 

ドーパミンは聞いたことある人も多いかもしれませんが、

脳内麻薬と呼ばれたりもする「快楽」をもたらす中毒性の非常に高い物質です。

 

なので、悪口を言うことで快感を得ている状態です。

 

そして、ドーパミンはより大きな快楽を得ようと働きかけます。

 

そのため確実にエスカレートしていきます。

 

いじめも最初からいじめだったわけではなく、ほとんどの場合悪口からエスカレートしていきます。

 

これはギャンブル依存症などと全く同じ状態だと言えます。

 

パチンコに依存している人は、大当たりを引いた時の快楽を忘れられず何度も体験したく依存してしまいます。

悪口も全く同じ状態なんです。

 

本人は依存している自覚が無いのも同じですね。

 

悪口が脳に与えるダメージとは?

悪口は良くない!

と言っても「快楽」を得られるならストレス発散になっているんだからいいじゃないか!

 

このように反論される方が非常に多くいます。

 

それは大きな間違いです!!!

 

脳は主語を理解できないため、自分の脳は自分自身に対して言われたものだと認識します。

 

この時に脳は「コルチゾール」と言う物質が大量に分泌されます。

 

コルチゾールはストレスを感じたときに出てくる物質で、

「ストレスホルモン」なんて呼ばれたりしています。

 

ストレス発散のつもりで悪口を言っているのに、

実は脳内ではストレスを感じる物質が大量に分泌されているんです。

 

何一つ発散されていないのでストレスは溜まる一方です。

そして、ドーパミンのせいで悪口を言ってまた快楽を得たくなります。

悪口をずっと言っているような人には、当然人は集まらなくなりいずれ周囲には一人も人がいなくなるでしょう。

 

これだけ大きなデメリットしかない悪口をあなたはまだ言いますか?

 

悪口を言われたときはどうすればいいのか?

悪口を言われた時の対処方は、

「気にしない」

ことが一番です。

 

相手は自分を相手の位置まで下げさせて優越感を得ることが目的です。

反応してしたり、反論してしまうと相手の思うつぼです。

 

とは言っても、気にしちゃうよ…

 

と言う人が大半ですよね。

正直私も今でも誹謗中傷を受けると少しは気にしてしまいます( ;∀;)

 

そこですぐ出来る対処法を伝授したいと思います!

 

自分の方が優位であるという気持ちで聞いてあげる

悪口の大半は劣等感の裏返しです。

 

相手は自分が言われたくないことや、自分が使われたくない言葉を並べてきます。

それはこちらを怒らせて、自分と同じ土俵に立たせるためです。

 

ようするに悪口を言われている時点で、あなたの方が優位なんです。

子供の駄々こねている姿だと思うと、本当に幼稚なことを言っていることに気が付くはずです。

 

そう考えると、悪口言われても失笑が出てくるようになってきます。

 

他人の悪意をスルーする方法について動画で説明しています。

他人からの悪意や敵意をスルーする方法

 

心のケアをする

受け止める必要は無いので、スルーすれば良いのですがそれでも耳には入るし腹も立ちます。

 

その時は反論するのではなく、距離を取り安全な場所に行き自分の心をケアしてあげてください。

 

ケア方法たくさんありますが、いくつか動画で説明しています。

嫌な気分を一発で切り替える方法

 

怒りや不安などのネガティブ感情を正しく抑える方法

 

愚痴を吐く

愚痴と悪口って一緒じゃないの?

と感じる人もいるかもしれません。

 

違いをご説明します。

 

愚痴
口にしても仕方が無いことを吐き出します。
対象者がいるわけではなく、自分が思ったことを吐き出すだけです。
今の現実に対して、前向きになれていない理由を嘆きます。

 

悪口
人を悪く言うことです。
対象者が必ずいて、批判が伴います。
例え事実であったとしても、対象を批判している時点で悪口になります。

 

愚痴の対象は相手ではなく、自分がどう思っているかです。

  • 納得のいかないことをされて嫌だった
  • 自分の意見も聞かずに一方的に言われて不快だった
  • 事実無根の疑いをかけられて悲しかった

 

このように自分がどう思ったのかを率直に吐き出します。

 

「○○されて○○と感じた」

「もっと○○してほしかった」

と自分の感情を吐き出します。

 

そしてこれをする際に2つ注意点があります。

 

①承認を求めないこと!

 

SNSや友人に愚痴を吐いて期待通りの反応が得られないと、落ち込んだり余計ストレスを溜める原因になります。

 

そのため、ノートやスマホのメモ機能などに書きなぐります。

 

②絶対に見返さない!

一度書いた愚痴は二度と見返さないことです。

 

せっかくすっきりと吐き出した記憶を、もう一度呼び戻すことになります。

 

わたしの最近の愚痴吐き場所は、

LINEでどっかのストアなどの公式アカウントに吐き出しています。

 

公式アカウントは自動返信を採用している場合が多く、

愚痴を送信した直後に自動返信が返ってきて上の方に流されるため見えなくなります。

 

よその公式アカウントに送るのが申し訳ないなと感じるようであれば、私のLINE公式アカウントを利用していただいてもかまいません(^^)

 

その際は返信不要や愚痴吐きます。

みたいに記載していただければ返信しませんのでご安心ください。

悪口を言わせないようにすることは出来ないと思ったほうが良い

アドラー心理学の「課題の分離」と言われる考え方があります。

 

これは他人が決める部分のことを考えても、絶対に何も出来ないからそこに侵入しないで自分の出来る部分だけを考えようという方法です。

 

今回の悪口の例で言えば、

悪口を言うか、言わないかは他人が決めること

→そこに対して自分でコントロールすることは出来ない

→なので自分が出来る対処を実行していく

 

といった考え方になります。

 

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